僕らが一人にならない為の唄。

10代の頃は、休みの日も人と会わずに音楽ばかり聞いていた。 ロックもポップスも好きだし、ブルースやファンク、R&B、ヒップホップは熱中していた。 the pillowsとBump of Chickenは永遠のロックスターだし、B.B.Kingの音色に憧れ、D'angeloのグルーブに身体を動かさせられた。 クラシックも好きだし、ジャズも少しなら。オルタナやシューゲイザーなんかも大好物だ。

中学生の頃、父に渡されたリチャード・バックのイリュージョンを読んで以来、本の虫だった。 昼食を一緒に食べようと友達に誘われても、断って本を読んでいたのは、さすがによくなかったと思う。 リチャード・バックとヘルマン・ヘッセが大好きだった。 BLANKEY JET CITYのベンジーや、The Smithsのモリッシーの美しい詩世界に憧れた。未だにそんな詩は書けないけれど。

器が水によって音色を変えるように、複雑な心に今日までを注いだような音を奏でたい。 きっと僕らのための音になるから。

水が器に沿って形作られるように、透明な心に今日までを注いだような言葉を紡ぎたい。 きっと僕らのための言葉になるから。

僕らがこれまで過ごした日々と、僕らがこれから奏でる音が、同時に存在していたような唄を歌いたい。 きっと僕らのための唄になるから。

Albums

  • mangata

  • 嘘じゃないよ

  • ふたり

Lyrics with Poetry

  • 雨が止むまで

    included in mangata
  • 手を伸ばして

    included in mangata
  • ハーモニー

    included in mangata
  • 海が見たい

    included in mangata
  • 君を連れて

    included in ふたり

Profile

言葉とメロディとアンサンブルを大切するロックバンド。 無視される心の弱い部分や、強くあることで生まれるひとりの心に溢れる日々で、僕らが一人にならない為の唄を歌おうと願う。 大学のサークルで結成。ホーン隊を加えたバンド「鈴木心&トラベルエア」として、閃光ライオット2013セミファイナルに進出。以降、サークルのセッションや、楽曲制作を通して、人間的・音楽的交流を深めていく。 2020年から本格的に活動を開始する。

  • 鈴木心
  • ショー・サイトウ
  • 伊村邑一朗
  • 黒澤篤志